脱毛器と当時の金銭価値

高校生の頃、隣の席の男子が好きだった。夏場、半そでで好きな男子の隣で授業を受ける。
そこで、何となくいつも気になるのが「腕毛が隣の男子よりも濃い」ということだった。
今の私があの頃の私に「そんなことより、成績の悪い自分を気にせい!」とカツを入れたいところだが、ドラえもんがいない現在、私はどうしようもないまま大人になった。
高校生でバイトはしていなかったが、気にした私は親に脱毛器のお金をお願いしたところ、親はあっさりと1万3千円ほどする某大手メーカーの脱毛器を買うお金を出してくれた。
当時は1万円以上の買い物は滅多にしなかったし、その後の結果がショックだったため、金額はよく覚えている。早速脱毛器を購入し、家で使ってみたところ「痛い」。
考えればわかることだが、毛を1本抜くだけで痛いのだから、いっぺんに何本も機械で抜いたなら、痛いに決まっている。根性で、何とか片腕だけ脱毛をしてみたが、脱毛をした毛穴から血が少し出ていた。
おそらく、説明書には痛くない脱毛方法なども載っていたとは思うが、私は説明書をざっとしか読まなかった。
痛みと毛穴から血が出たことがショックで、脱毛器を使ったのはその1回だけだ。
高校生の頃なので、リサイクルショップやネットオークションで売りに出す知恵も、ネット環境もなく、毛深い事が悩みのいとこにあげようとするも「いらない」と受け取ってもらえず。
結局、脱毛器はたった1度の使用で数年後邪魔になって捨てた。もし、自分で稼いだお金なら、買う前によく確かめたかもしれない。悪銭身につかずである。
今では脱毛サロンが開発した家庭用脱毛器なども出ているのではるかに使いやすくなっている。
>>家庭用脱毛器での脱毛の記録